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鳥肌

動物の肌には、様々な役割があり体温を調節することも、その中の重要な働きです。夏で暑い場合は、汗をかいて体の熱を外ににがし、冬の寒いときには、熱が外ににげないよう保温するように働きます。皮膚が体温を保温する方法の一つに、鳥肌があります。しかし、鳥肌をたてて体温をにげないようにするのは、体に多くの毛や羽のある動物には有効ですが、人間の場合には、あまり意味がないとされています。

人間に限らず動物の毛や羽が生えている周辺は、小さな筋肉がたくさんあり、寒くなると自然に縮んで、皮膚から盛り上がって、体の毛や羽が盛り上がるようにできています。 寒くなると縮むのは、皮膚や血管を縮めることで表面積を減らし、体から発声する熱を、なるべく最小限に抑えようと働くためです。この血管が収縮する際に、筋肉も縮んでいるので、毛根周辺の皮膚が盛り上がって、鳥肌といわれる肌の状態になります。

動物の場合、寒くなると体から熱を放出しないように、毛や羽をたてることで、皮膚と冷たい外気の間に暖かい空気の層を作ります。この暖かい空気の層が、体温が外ににげるのを防ぐ働きをしています。冬に鳥を観察してみると、羽をたてているので普段よりふくらんで見えます。

人間の皮膚には、体に毛があまり生えていないので、筋肉が縮んで出来るボツボツが目立ってしまいます。鳥肌は、寒いときだけでなく、ストレスや興奮によって交感神経が興奮や緊張しても出来ます。また、強い喜びを感じる場合にも、この防御反応が引き起こされ、ネコなどが威嚇する際に、毛を逆立てるのも、鳥肌によるものです。

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